
任天堂はスイッチ本体を686万台以上販売し、クラシックNESの累計販売台数を上回る
任天堂はスイッチ本体を686万台以上販売し、クラシックNESの累計販売台数を上回る

(任天堂の写真)
カート・シュロッサー著

任天堂は、ビデオゲーム機「スイッチ」の販売が7月から9月の間に686万台を売り上げ、またしても大ヒットの四半期だったと報告した。
任天堂は発売以来3年間でSwitchデバイスを6,830万台販売しており、1983年の発売以来販売されたクラシックNESコンソールの6,191万台を上回っている。任天堂の2DS/3DSは7,594万台を売り上げ、Switchの次に狙われている。
スイッチは、ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の今年の人気に支えられており、今四半期の販売本数はさらに364万本(前四半期の1,063万本から減少)となり、総販売本数は2,604万本となった。
この売り上げは、新型コロナウイルスのパンデミックで自宅で娯楽を楽しまざるを得なくなった人々が、とりわけビデオゲームに目を向けているという、最近の見方を裏付けている。
任天堂は、今期のSwitch本体販売台数を前年度の1,900万台から2,400万台に増加させると予想しており、好調な販売状況を踏まえ、通期の見通しを上方修正した。同社は現在、2021年3月末までに43億ドルの営業利益を計上すると見込んでいる。
NPDグループは、スイッチが今年の最も人気のあるホリデーギフトの1つとなり、競合ゲーム機のプレイステーション5やXbox Series Xの売上を上回ると予測している。米国の売上データを提供する同機関は、今年のホリデーシーズンのビデオゲーム支出が前年比24%増の134億ドルに達すると予測している。