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iKegのご紹介:この追跡装置は、樽に残っているビールの量を正確にバーテンダーに知らせます

iKegのご紹介:この追跡装置は、樽に残っているビールの量を正確にバーテンダーに知らせます

ジョン・クック

樽-IMG_6420 (1)ラスベガス — 今回の CES では、私たちの生活をより便利にしてくれるはずのインターネット接続デバイスである「モノのインターネット」について多くのことを耳にしました。

さて、バーテンダーなら誰もが気に入るであろう例を一つご紹介します。iKegは、樽に残っているビールの量を正確に追跡できるデバイスです。

これはバーテンダーにとって重大な問題です。現在、バーテンダーには樽内のビールの流れを追跡するための優れたシステムが存在しないからです。

在庫・注文管理システムは、導入費用499ドルと月額サービス料で提供され、樽の下に設置されるRFID対応の重量計付きリングが含まれています。センサーは樽内のビールの量を検知し、そのデータをクラウドに送信します。バーのオーナーはモバイルデバイスからデータにアクセスできます。

「レストラン経営者なら、このタグをスキャンすればいいんです。『この樽にはバドワイザーが入っていて、4分の1ほど入っています。もう注文してください』と表示されます」と、CESのインテルブースでこの技術を披露したバーテンダーのジャレッド・ジョンソン氏は説明した。

樽の下に設置する iKeg の加重センサー。
樽の下に設置する iKeg の加重センサー。

特許出願中のiKegデバイスは、インディアナ州カーメルに本社を置くSteadyServe Technologies社によって開発され、現在、Ruth's Chris Steak HouseやBuffalo Wild Wingsなど中西部の約60軒のレストランやバーで使用されている。

この概念に聞き覚えがある場合は、同じ問題の解決に取り組んでいるシアトルを拠点とする新興企業 MetaCraft を思い出すかもしれません。

「ビールが醸造所からあなたの手に届く冷たいパイントグラスに注がれるまでの道のりは、1970年代と今もほとんど変わりません」と、共同創業者兼CEOで、元マイクロソフトエンジニアでビールマニアのゲイブ・イングラム氏は、昨年の9Mile Labsデモデーでのプレゼンテーションで述べた。「このプロセスは労働集約的で、大量の書類作業が必要で、自動化はほとんど、あるいは全くなく、作業を完了するためのデータもほとんどありません。文字通り、100ポンドの樽を持ち上げて振って、あとどれくらいビールが残っているかを推測しなければなりませんでした。私たちの目的は、ビールを節約し、利益を上げることです。」