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マイクロソフト、Oracle OpenWorldで初の基調講演を実施

マイクロソフト、Oracle OpenWorldで初の基調講演を実施

トッド・ビショップ

ブラダンダーソン
ブラッド・アンダーソン

そう、時代は変わった。長年のライバルであるマイクロソフトとオラクルが今年初めに発表したクラウドコンピューティングにおける提携に続き、レドモンドに本社を置くオラクルは、本日午後、サンフランシスコで開催されるOracle OpenWorldカンファレンスで初めて基調講演を行う。

これは、約2年かけて築いてきた提携における最新のステップであり、両社は歴史的に複雑で対立の多い関係から脱却する必要があった。

講演はマイクロソフト幹部のブラッド・アンダーソン氏が行う。

アンダーソン氏は本日のブログで、MicrosoftとOracleが提携の実現に向けて準備を進めていることを発表しました。今週、Oracle Database、WebLogic Server、Java Development Kitを実行するWindows Server仮想マシンのプレビュー版をリリースしました。さらに、Windows Azureのお客様は、Oracle DatabaseとWebLogic Serverを実行するOracle Linux仮想マシンを利用できます。

アンダーソン氏は次のように説明しています。「長年にわたる関係に基づき、Java、Oracle WebLogic Server、Oracle Database をご利用のお客様は、これらのソフトウェアを Windows Azure と Windows Hyper-V で柔軟に実行できるようになります。また、Java と Oracle ベースのアプリケーションを開発・販売する ISV の皆様にも、Windows Azure でアプリケーションとサービスを実行できる柔軟性と選択肢が提供されます。これにより、Oracle テクノロジーを活用したクラウドベースの ISV ソリューションを企業全体で導入することが可能になります。」

Oracle OpenWorld での Anderson 氏の講演は本日午後 1 時 30 分から始まり、こちらでストリーミング配信されます。

オリジナルの出版以降、Oracle への参照が修正されました。