
ロジクールがマイクロソフトと提携し、低価格のXboxアダプティブコントローラーアクセサリーキットを発売
ナット・レヴィ著

電子機器アクセサリメーカーのロジクールは本日、障害を持つ人々がビデオゲームをプレイできるようにすることを目指した、マイクロソフトの Xbox アダプティブ コントローラー用の新しい低価格ボタン キットを発表した。
昨年発売された100ドルのXbox Adaptive Controllerは、2つの大きなプログラム可能なボタンと、背面に19個のジャックを備えており、追加のボタン、トリガー、ジョイスティック、その他のアクセサリを接続して、ゲーム体験をさらにカスタマイズできます。Microsoftはコントローラー用の様々なアクセサリを販売していますが、どれもボタン1つあたり50ドル近くからと、安価ではありません。
Logitech G Adaptive Gaming Kitは、12個のボタンとトリガーを組み合わせたもので、価格は110ドルです。パッケージには、各種ゲームボード、タイ、ラベルも含まれています。
ロジクールは、ボタンキットの開発にマイクロソフトのInclusive Tech Labと協力しました。また、The AbleGamers Charity、マウントサイナイのAbilities Research Center、SpecialEffectといった主要なアクセシビリティ支援団体とも提携し、キットがプレイヤーのニーズを満たせるよう尽力しました。
「Xbox Adaptive Controllerは、世界中の障がいのある人々にゲーム体験の扉を開きました」と、マイクロソフトのチーフアクセシビリティ責任者であるジェニー・レイ=フルーリー氏は声明で述べています。「ロジクールGのAdaptive Gaming Kitが加わることで、その影響がさらに拡大していくことを大変嬉しく思います。障がいのある方々の視点からデザインし、世界中のすべての人々にとってインクルーシブな体験を提供するために、テクノロジーの可能性の限界を押し広げることが、これまで以上に重要になっています。」
このアクセシビリティデバイスは、負傷した退役軍人のゲームを通しての回復を支援する非営利団体「Warfighter Engaged」が製作したカスタムコントローラーから着想を得ました。2015年、マイクロソフトの社員グループがアクセシビリティハッカソンでWarfighter Engaged向けに、退役軍人がゲームデバイスをより簡単に装備できるようにするためのソリューションを開発しました。
マイクロソフトは今年のスーパーボウルで、9歳のゲーマーを起用した広告の中心にこのコントローラーを配置しました。また、今年初めには、退役軍人省のリハビリセンター22カ所にこのデバイスを供給することを約束しました。