
女性限定のコーディングスクール「Ada Developers Academy」が、マイクロソフトのベテラン、シンシア・ティー氏をエグゼクティブディレクターに任命
テイラー・ソパー著

シアトルを拠点とする女性向けの授業料無料のプログラミングスクールである Ada Developers Academy は本日、シンシア・ティー氏を新しいエグゼクティブ・ディレクターに任命しました。
Teeは過去20年間、MicrosoftでWindows App Store、Windows 7 Shell User Experience、Windows 7 Vistaクライアントなど、様々なチームのプログラムマネージャーを務めてきました。MITでコンピュータサイエンスの修士号を取得しています。
「私は常にテクノロジー業界における女性の活躍を支援することに情熱を注いできました」とティー氏は声明で述べています。「Ada Developer's Academyは、女性を技術系キャリアで成功へと導く確かな実績を築いてきました。その一員となれることを大変嬉しく思います。」
2013年に設立されたAdaは、6ヶ月間の集中的な教室指導と、それに続く6ヶ月間のインターンシップを含む、1年間のソフトウェア開発プログラムを提供しています。ExpediaやZillowといった企業スポンサーのおかげで、授業料は無料です。これらの企業は、プログラムのカリキュラム策定、メンターシップの提供、そして教室と社会の架け橋となるインターンシップの提供に協力しています。
エイダは昨年10月に15名の第一期生を卒業させ、全員が平均年収7万5000ドルの内定を獲得しました。第二期生の24名は現在、それぞれのインターンシップに取り組んでいます。このプログラムについては、今年1月に特集記事を掲載しました。
2月にテック・アライアンスからスピンアウトしたエイダは、在学中の学生の日常生活費を支援するための融資基金を設立するためのクラウドファンディングキャンペーンを最近開始しました。第3期生は来月から授業が始まります。