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Flickrは、GoogleのPicnikに代わり、ベゾスが支援するAviaryを写真編集に採用した。

Flickrは、GoogleのPicnikに代わり、ベゾスが支援するAviaryを写真編集に採用した。

トッド・ビショップ

Flickr に表示される Aviary フォトエディター。

Flickrは本日、スタートアップ企業Aviaryとの提携を発表し、今週後半からFlickrユーザー向けに新しい写真編集エクスペリエンスを展開する。

Aviaryは、これまでFlickrが利用してきた写真編集サービスPicnikに代わるサービスです。2年前にシアトルのスタートアップPicnikを買収したGoogleは、事業合理化の一環として、今月中に同サービスを終了する予定です。

Yahoo 傘下の Flickr は、Aviary のエディタは HTML5 で書かれており、Apple の iPad などのデバイスで動作できると述べている。

契約の金銭的条件は明らかにされていないが、Aviaryの最高執行責任者であるポール・マーフィー氏は、同社は最終的にはプレミアムツールとコンテンツをFlickrユーザーが購入できるオプションとして提供することを計画していると語った。

この買収は、Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏を含む投資家から支援を受けているニューヨーク拠点のスタートアップ企業、Aviaryにとって大きなメリットとなる可能性がある。同社は、Android、iOS、Windows Phone、そしてウェブアプリ開発者向けに、写真編集の基盤技術を提供している。

Flickr には毎日約 350 万枚の写真がアップロードされており、Flickr によれば、毎日何万人ものユーザーが Flickr で写真を編集しているという。

Flickrによると、Aviaryは木曜日から2週間かけてサイト上でユーザーに展開される予定だ。Flickrユーザーは「アクション」メニューでAviaryを探してほしい。

[編集者注: Picnik の元 CEO で投資家の Jonathan Sposato が GeekWire の会長を務めています。]