
FacebookがYouTubeを追い抜いて動画広告主のトップに
ブレア・ハンリー・フランク著
Mixpoが本日発表した調査によると、ウェブ上で動画広告キャンペーンを検討している企業は、今年、広告出稿先としてFacebookを選択する可能性が最も高いことが分かりました。調査回答者の87%がFacebookで動画広告キャンペーンを実施する予定であり、YouTubeでキャンペーンを実施する予定だと回答した回答者は81.5%でした。
広告に利用されているプラットフォームの中で、FacebookとGoogleは2大リーダーであり、動画広告キャンペーンの展開に関心のある企業にとって、Twitterは大きく離されて3位につけています。これらのキャンペーンを実施するにあたり、調査対象となった企業は、動画内のインタラクティブな要素、シェア、そしてコンバージョンといったユーザーエンゲージメントを最も重視していると述べています。
FacebookとTwitterはどちらも自動再生動画広告を提供しており、YouTubeはプレロール広告枠を提供しているため、これは驚くことではありません。人々が広告にどれだけエンゲージしたかを判断することで、マーケターはキャンペーンのパフォーマンスをより正確に把握できます。これは、視聴回数だけを見るよりもはるかに優れた方法です。
これは、最近動画コンテンツに力を入れているFacebookの成功を裏付けるものです。同社は最近360度動画のサポートを開始し、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は公の場で、動画がFacebook上で最も共有されるコンテンツの一つになると繰り返し述べています。
広告主からのサポートの増加は、ユーザーの動画コンテンツへの関心の高まりと一致する可能性があります。その結果、FacebookはYouTubeのような動画プラットフォームへと変貌し、動画事業においてGoogleに真剣な競争を挑む可能性が高まります。