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アラスカ航空は、政策変更と需要の減少により、キューバへの飛行を停止する。

アラスカ航空は、政策変更と需要の減少により、キューバへの飛行を停止する。

アラン・ボイル

アラスカ航空のジェット機にキューバ国旗
2017年1月、アラスカ航空のハバナ行き初便では、ジェット機の座席にキューバ国旗が掲げられていた。(アラスカ航空の写真、Twitterより)

アラスカ航空が、赤、白、青のファンファーレの爆発的な盛り上がりの中でキューバへの毎日のフライトを開始してから1年も経たないうちに、シアトルを拠点とするこの航空会社は、1月にそのフライトを終了すると発表した。

アラスカ航空は、ハバナ行きの航空便に対する需要は当初は急増したが、その後は減少していると述べた。

「旅とは人と人との繋がりを築くことです。アメリカと キューバ間の旅を通して、人々が個人的な繋がりを築くお手伝いができたことを光栄に思います」と、アラスカ航空の最高商務責任者、アンドリュー・ハリソン氏は本日のニュースリリースで述べた。「私たちは、キューバへの渡航希望者数に見合った座席数を確保できるよう、運航するすべての路線を常に評価しています。」

トランプ政権の対キューバ政策の転換も一因となった。ドナルド・トランプ大統領は今年初め、ビジネス取引に関する規制を強化し、先週は渡航要件が変更され、米国からキューバへの個人による「人対人」の教育旅行が禁止された。

アラスカ航空は、ハバナ行きの乗客の約80%が人対人割引を利用して訪問したと指摘した。この割引が廃止されたことで、個人旅行者は認可されたガイド付きの団体ツアーに参加しなければならなくなり、その場合、料金が高くなる傾向がある。

他の米国の航空会社も、需要が予想より低いとしてキューバ行きの便を削減した。

アラスカ航空の毎日運航便はシアトルを出発し、ロサンゼルスを経由してロサンゼルス国際空港からハバナ空港まで直行しました。復路便はシアトルとハバナの逆ルートを辿りました。

1月22日がアラスカ航空のキューバ行き最終便となります。アラスカ航空は、同日以降にフライトを予約した旅行者に対し、追加料金なしで別の航空会社に再予約するか、全額払い戻しを行うと発表しました。

同航空会社は、ハバナ路線に充てられていた資源は、需要の強い他の市場に再配分される予定だと述べた。