
アマゾンは、TiVoに挑戦するライブTVを録画・ストリーミングする新しいデバイスを開発していると言われている。
アラン・ボイル著

アマゾンは、生放送のテレビを録画し、オンデマンドでストリーミングできる新しいタイプのデバイスを開発しており、TiVo が占める技術分野に進出しているとブルームバーグ ニュースが金曜日に報じた。
ブルームバーグは匿名の情報筋の話として、社内コードネーム「Frank」のこのデバイスは物理的なストレージを搭載し、AmazonのFire TVボックスに接続すると報じた。報道によると、このコンセプトでは、ビデオストリームをワイヤレスでスマートフォンに送信することができるという。
情報筋によると、アマゾンはこのプロジェクトについて最終決定を下しておらず、導入は中止または延期される可能性があるという。
Amazonは、この報道に関してGeekWireからのコメント要請にすぐには応じなかった。
Fire TV デバイスは現在、HBO や Showtime などのさまざまなコンテンツ プロバイダーからのライブ ビデオをストリーミングできますが、デバイスにビデオをローカルに保存することはできません。
ブルームバーグは、Echoスマートスピーカーや噂のProject Vestaロボットの背後にある研究開発センターであるAmazonのLab126がProject Frankで主導的な役割を担うと報じた。
AmazonのFire TVスティックもアップグレードが予定されており、同社はFire TVのソフトウェアと動画コンテンツを、他社製のテレビハードウェアに組み込むことを検討しているとブルームバーグは報じている。東芝やウェスティングハウスなど、複数のブランドが既にFire TV技術を搭載したテレビを販売している。
アマゾンは6月に、テレビやケーブルボックス用のハンズフリーの音声コマンドリモコンとして機能するFire TV Cubeを発表した。
アマゾンの動きは、同社がRokuのほか、TiVoやSlingboxなど幅広いテレビ関連デバイスをターゲットにしていることを示している。
Tivoの株価は本日、ブルームバーグの報道の影響とみられる4%以上下落し、Rokuの株価は1.7%下落しました。Amazonの株価は0.2%下落して取引を終えました。