
アマゾンの株価は、ハイテク株の売りとトランプ大統領の新たなツイートにより5.2%下落した。
カート・シュロッサー著

米国の貿易政策、ハイテク企業への継続的な監視、アマゾンに関するトランプ大統領の新たなツイートなどが月曜日の不安定な材料となり、ダウ平均株価は459ポイント下落した。
シアトルに拠点を置くテック大手アマゾンの株価は5.21%下落し、1株1,371.99ドルとなった。同社の時価総額は360億ドル以上減少した。フォーブス誌によると、トランプ大統領がアマゾンを狙っているとの報道を受けて先週、数十億ドルもの純資産が目減りしたジェフ・ベゾスCEOは、月曜日に59億ドルの損失を出した。
トランプ大統領はツイッターでアマゾンへの攻撃を続け、同社が荷物の配送に米国郵政公社に「莫大な」費用をかけているかどうかについて再び問題視した。
郵便局が赤字なのにAmazonで儲けているなどと言うのは、愚か者、いやそれ以上の連中だけだ。郵便局は莫大な損失を出している。そして、この状況は変わるだろう。さらに、税金をきちんと納めている小売業者が全国各地で店舗を閉鎖している…もはや公平な競争環境ではない!
— ドナルド・J・トランプ(@realDonaldTrump)2018年4月2日
トランプ大統領は週末、USPSとベゾス氏が所有するワシントン・ポスト紙についてツイートし、同紙はロビイストとして登録する必要があると主張した。
しかし、大統領のツイッターへの執拗な反応以外にも、投資家たちは米中貿易戦争の可能性など、他の懸念にも反応していた。打撃を受けたのはアマゾンだけではない。フェイスブック(-2.75%)、マイクロソフト(-3.1%)、グーグル(-2.31%)、ネットフリックス(-5.1%)も軒並み下落した。テスラも、自動運転システムと2016年の死亡事故に関するニューヨーク・タイムズの報道を受けて5.1%下落した。
インテルも、アップルが自社製チップへの切り替えを計画しているというブルームバーグの報道を受けて6%下落した。
ダウ平均株価は月曜日に最大758ポイント下落しました。ナスダックは3%近く下落して取引を終えました。