
元エクスペディア幹部が、隠れたスタートアップ企業Closer MobileのためにIdealabから資金を調達
クレア・マクグレイン著

起業家で元エクスペディア幹部のジェフ・ウォーレン氏は、「オンデマンドサービス経済」で運営されると言われているCloser Mobileという新しいスタートアッププロジェクトに着手している。
以前エクスペディアでグローバル製品、モバイル、デスティネーション、顧客エンゲージメント担当副社長を務めていたウォーレン氏は、この新しいスタートアップについて多くを語っていない。
しかし、最近のSECへの提出書類によると、Closer Mobileはビル・グロス氏のテクノロジーインキュベーターであるIdealabからの資金を含め、32万5106ドルを調達した。Closer Mobileの計画に詳しい情報筋によると、同社は「配車サービス版Kayak」とも言える、様々な交通サービスの乗車情報を閲覧・予約できるモバイルアプリを開発しているという。
ウォーレン氏はカリフォルニア州パサデナに拠点を置くインキュベーター「アイデアラボ」と強いつながりがあり、今年初めには同社の「常駐起業家」を務めたこともある。
ウォーレン氏はGeekWireに対し、同社は当面はステルスモードにあるが、今年後半か来年初めには詳細を発表する準備が整っていると語った。
ウォーレンは、モトローラで4年間戦略・開発部門に勤務した経験を持つベテラン企業です。また、エクスペディアでも4年間勤務し、様々なリーダーシップ職を歴任しました。直近では、エクスペディア傘下のブランドであるトラベロシティとウォティフの副社長兼オンラインマーケティング責任者を務めました。
彼は1年前にその職を辞し、クローザーに力を注いだ。
2009年、ウォーレン氏はMooiというスタートアップ企業を共同設立した。同社は、個人がプライベートなソーシャルネットワークでコンテンツ、ニュース、カレンダーを簡単に共有できる手段を作ろうとしていた。
Idealabの創設者兼CEOである ビル・グロス氏も、SECの提出書類に取締役として記載されています。インキュベーターの創設者であるだけでなく、グロス氏はキャリアを通じて様々なスタートアップ企業に関与、あるいは設立してきたシリアルアントレプレナーでもあります。
Warren 氏の LinkedIn プロフィールによると、Closer Mobile ではクラウド アーキテクトや iOS および Android エンジニアの求人を含め、積極的に採用活動を行っています。