Iphone

バーンズ・アンド・ノーブルにとって厳しいホリデーシーズン:ヌークの売上は12.6%減

バーンズ・アンド・ノーブルにとって厳しいホリデーシーズン:ヌークの売上は12.6%減

トッド・ビショップ

バーンズ・アンド・ノーブルのNOOK端末および電子書籍事業の2012年ホリデーショッピングシーズンの9週間の売上高は3億1100万ドルで、前年同期比12.6%減となった。

今朝、書店から届いた言葉です。バーンズ・アンド・ノーブルの実店舗およびウェブストア部門の売上が10.9%減少したことも相まって、同社にとって厳しい年末年始となりました。デバイス事業とデジタルコンテンツ事業の成長は、従来の書店での書籍販売の減少を補うのに十分ではありませんでした。

バーンズ・アンド・ノーブルは NOOK 事業でマイクロソフトと提携し、改良された NOOK デバイスと真っ向から対抗できるよう刷新された Amazon.com の Kindle 製品ラインアップと競合している。

「NOOKデバイスの売上はブラックフライデー期間中は好調なスタートを切りましたが、その後のホリデーシーズン全体では期待を下回りました」と、バーンズ・アンド・ノーブルのCEO、ウィリアム・リンチ氏はニュースリリースで述べています。「12月の売上不振の根本原因を調査中で、今後の戦略を適宜調整していきます。」

NOOK端末の売上はホリデーシーズンに減少したものの、デジタルコンテンツの売上は13.1%増加しました。バーンズ・アンド・ノーブルは、NOOK事業が2013年度に30億ドルの売上高を計上すると予想していますが、依然として赤字が続いています。

バーンズ・アンド・ノーブルは、同社のデジタル戦略について、「市場で最高のデジタル読書、ショッピング、コンテンツ体験を提供することに引き続き重点を置くとともに、長期的に収益性のある事業規模にするために、事業動向に合わせて経費を調整することにも熱心に取り組んでいく」と述べている。

マイクロソフトはNOOK事業に3億ドルを投資しており、ピアソン出版による新たな投資により、バーンズ・アンド・ノーブル子会社の株式の17%弱を保有することになる。