
元アマゾンのエンジニアがWire Labsを設立、モバイルスタートアップに15万ドルを調達
テイラー・ソパー著

マイクロソフトのベテラン社員がレドモンドを離れ、自らのスタートアップ企業を立ち上げる例は数え切れないほどあるが、アマゾンの社員の場合、そうした例はそれほど多くない。
だからこそ、Wire Labsという新しい会社がますます興味深い。15万ドルを調達したこのスタートアップは、CEOのピラガッシュ・ベラム氏とCTOのジョーダン・ティマーマン氏によって設立された。
Velummylum氏は、自社がモバイル分野に参入していると語ったものの、詳細は明かさなかった。確かなことは、2月に結成された4人からなるWire Labsのチームは、才能と経験に溢れているということだ。
ベラム氏はAmazonで約6年間、デジタルメディアとクラウドコンピューティングに携わり、Amazon Cloud DriveとCloud Playerの取り組みをCEOのジェフ・ベゾス氏に提案し、最終的にCloud Driveチームを設立しました。それ以前は、Amazonのデジタルメディア、TVコマース、ソフトウェアおよびビデオゲーム、デジタル音楽、デジタルビデオ分野で16件以上の特許を取得しています。
ティマーマン氏はAmazonのインスタントビデオ製品のバックエンド開発に長年携わってきました。チームには他に2人います。Windows 8のUI開発に携わった元Microsoftエンジニアのジャレッド・ラッセル氏と、同じくAmazonの開発者であるリー・ファリス氏です。4人とも長年の友人です。
ベラム氏はアマゾンで過ごした時間を楽しんだと語った。
「ここは本当に素晴らしい職場だし、何かを作り上げたい人にとっては最高の環境です」と彼は言った。「ジェフ・ベゾスと一緒に仕事ができて、チームを立ち上げてエンジニアリングリーダーを務めることができました。本当に、まるで会社を作ったみたいでした。」
もちろん、彼は資金調達など、スタートアップ経営の細かい部分をすべて経験することなく、その会社を「築き上げた」のです。では、なぜ彼は今、その一歩を踏み出したのでしょうか?
「ずっとやりたいと思っていたことで、心の奥底にずっとありました」と、11月にアマゾンを退職したベラム氏は語った。「私を知っている人なら誰でも、いつかはやるだろうと言ってくれるでしょう」
私たちはこの会社を注意深く追跡し、Wire Labs に関する詳しい情報が入り次第お伝えします。