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マイクロソフトの従業員、石油業界大手との新たな提携に懸念の声

マイクロソフトの従業員、石油業界大手との新たな提携に懸念の声

テイラー・ソパー

マイクロソフトのワシントン州レドモンドキャンパス。(Microsoft Photo)

マイクロソフトの気候変動擁護団体の従業員らは、世界気候ストライキのわずか数日前に発表された同社とシェブロンおよびシュルンベルジェとの新たな提携について警鐘を鳴らしている。

ギズモードは、マイクロソフトと石油業界大手とのクラウドコンピューティング契約に反発して、マイクロソフト気候正義労働者が水曜日に書いた書簡について最初に報じた。

「世界気候ストライキのわずか3日前にこのようなニュースが大々的に報道されたことを考えると、マイクロソフトの気候危機への加担を無視することはもはや不可能だ」と手紙には書かれている。

マイクロソフト、シェブロン、シュルンベルジェの提携により、「データ分析のスピードが飛躍的に加速し、新たな探査機会を生み出し、より迅速かつ確実に有望な資源を開発に結びつけることができる」とシェブロンの技術・プロジェクト・サービス担当執行副社長、ジョセフ・C・ギアギア氏は声明で述べた。

マイクロソフトはコメントを控えた。

世界中の従業員と企業は、国連気候サミットの3日前の金曜日に気候ストライキに参加する予定だ。

マイクロソフトの従業員は、世界中の何百万人もの人々と共に、9月20日に若者主導のグローバル気候ストライキに参加し、化石燃料の時代の終焉を求めます。マイクロソフトの従業員の皆さん、https://t.co/KL3e0xKyYR で行動を起こすことを誓約して、私たちと共に行動を起こしましょう。

— Microsoft Workers 4 Good (@MsWorkers4) 2019年9月9日

石油・ガス業界の他の企業と提携しているマイクロソフトは、今年初めに、すべてのデータセンターを再生可能エネルギーに移行するスケジュールの加速を含む、包括的な新たなサステナビリティ目標を発表しました。同社は、今後10年間でデータセンターの再生可能エネルギー比率を100%に引き上げ、2023年までに75%に引き上げる計画です。また、マイクロソフトは気候リーダーシップ協議会(Climate Leadership Council)にも参加し、新たなサステナビリティ推進の一環として、全米規模での炭素価格設定を推進していきます。