
リアルネットワークスはインテルの特許取引で利益を計上したが、今後大幅な削減を示唆
リアルネットワークスはインテルの特許取引で利益を計上したが、今後大幅な削減を示唆

ロブ・グレイザー
トッド・ビショップ著

リアルネットワークスは本日、インテル社への大規模な特許ポートフォリオの売却により第2四半期に8,100万ドルの利益を計上したと発表したが、このデジタルメディアの先駆者は、再び事業の立て直しを図ろうとしており、今後大幅な削減を行う意向を示唆した。
リアルネットワークスの会長兼創業者のロブ・グレイザー氏は、一連の最高経営責任者(CEO)の退任に伴い暫定CEOに復帰し、同社は年間の運営費を約4,500万ドル削減する計画だと述べた。
この数字は事業の大きな部分を占めており、さらなる人員削減の可能性を示唆している。ちなみに、同社は昨年、2億2,800万ドルの営業費用を計上した。
グレイザー氏は電話会議でアナリストらに対し、同社には「やるべきことが山積している」と認めたが、5週間前に暫定CEOとして復帰した時よりも、リアルネットワークスの業績回復の見通しに自信を持っていると語った。
同氏は、同社はアップルやアマゾンなどの企業の例に倣い、これまで以上に自社の計画について秘密主義を貫くと述べた。