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アマゾンが水素燃料電池メーカーのプラグパワーの株式を取得、バッテリーに6億ドルを投資予定

アマゾンが水素燃料電池メーカーのプラグパワーの株式を取得、バッテリーに6億ドルを投資予定

ナット・レヴィ

2015年、ワシントン州デュポンにあるアマゾンのフルフィルメントセンターで、フォークリフトが商品を運搬している。(GeekWire Photo / Todd Bishop)

アマゾンは、水素燃料電池メーカーのプラグ・パワー社の株式20%以上を取得する権利を与える契約に合意し、その技術を自社のフルフィルメントセンターのネットワークで活用する計画だ。

ニューヨーク州レイサムに拠点を置くプラグパワーは水曜日、アマゾンが今年、この買収の一環として高効率バッテリーに約7,000万ドルを投資すると発表した。アマゾンはプラグパワー製品に約6億ドルを投資する代わりに、プラグパワーの株式の約23%を取得することになる。

ロイター通信によると、Amazonはまもなく11のフルフィルメントセンターのフォークリフトにプラグパワー社のバッテリーを導入する予定だ。この技術により、機械のバッテリー寿命が延び、充電速度も速くなる。プラグパワー社によると、バッテリーのメンテナンスや維持管理の負担が軽減されるため、従業員は注文処理に多くの時間を費やせるようになるという。

水素燃料電池技術は、世界のフォークリフトなどの機械のごく一部にしか採用されていませんが、大手企業がこの技術を採用し始めています。アマゾンの最大のライバル企業であるウォルマートは、多くの倉庫でこの技術を採用しており、プラグパワーの主要顧客の一つでもあります。

契約の一環として、プラグパワーはアマゾンと技術研究で協力すると発表した。重点分野の一つは、プラグパワーのProGen燃料電池エンジンの性能拡張となる。