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ジェフ・ベゾス:「アマゾンにオスカーを受賞してもらいたい」

ジェフ・ベゾス:「アマゾンにオスカーを受賞してもらいたい」

ジェイコブ・クライン

写真イラスト:モニカ・ニッケルズバーグ、GeekWire
写真イラスト:モニカ・ニッケルズバーグ、GeekWire

ストリーミングサービスが映画を含む高品質なオリジナルコンテンツに注力するにつれ、アカデミー賞では従来の映画と競合するようになると予想されています。ジェフ・ベゾス氏は、この現象に大きく貢献したいと考えています。

「アマゾンにオスカー賞を勝ち取ってほしい。アマゾンはすでにゴールデングローブ賞とエミー賞を受賞している。現在の目標は、年間16本のホームムービーを制作することだ」とベゾス氏はDie Welt紙のインタビューで語った。

これほどの作品数を誇るAmazonにとって、今年最大の映画賞授賞式でこのeコマース大手の名前が呼ばれるのも時間の問題でしょう。Amazonは、オリジナルコンテンツへの投資に加え、サードパーティの映画・テレビ番組の買収にも積極的に投資していく意向を何度も表明しています。主要映画賞での受賞は、Amazonプライム会員プログラムに含まれるPrime Videoサービスの加入者数増加に繋がることは間違いありません。

ベゾス氏はまた、Amazonがサービスと共同制作することになる映画製作者に提供するクリエイティブディレクションに干渉するのはAmazonの役割ではないと述べている。つまり、Amazonがスパイク・リーやウディ・アレンをサービス用の映画制作に起用する場合、従来の映画スタジオによる監督を最小限に抑えるために、彼らには十分な創作の自由が与えられるということだ。

皮肉なことに、ウディ・アレンはあまりにも多くの創造的自由を与えられていることに苦戦しているという報道もある。映画監督自身も、この馴染みのない領域での制作は困難を極めたと語っている。

いずれにせよ、Amazon オリジナル映画が少なくとも 2016 ~ 2017 年のアカデミー賞シーズンにノミネートされるだろうと我々は確信しており、このストリーミング サービスが来年どのようなタイトルをリリースする予定なのかを知るのが楽しみだ。