
BeatBio、心筋のポンプ力を高める新たな「スーパー燃料」に250万ドルを調達
BeatBio、心筋のポンプ力を高める新たな「スーパー燃料」に250万ドルを調達
ジョン・クック著
元Vulcan Capitalマネージングディレクターのマイケル・クランダ氏と元VieVax CTOのグレゴリー・マハイラス氏が率いるシアトルのライフサイエンス系スタートアップ企業BeatBioは、CET Capital Partners、W Fundなどから250万ドルのシード資金を調達した。
新たに調達した資金は、同社の遺伝子治療製品を臨床試験に移行させるために活用されます。この製品は、心不全時の心臓機能の改善を目的とした実験的な製品です。同社によると、この技術は、心筋のポンプ力を高める「スーパー燃料」として機能する天然酵素に基づいています。
同社によれば、治療を受けた心臓は安静時および心臓の負荷増加時により多くの血液を送り出すことができるという。
この技術は、ワシントン大学心臓血管生物学センター所長のチャールズ・マリー氏が率いるワシントン大学の学際研究チームによって開発されました。また、国立衛生研究所からも資金援助を受けています。
BeatBio はこれらの技術の独占ライセンスを保有しています。
「今日の投資環境において、質の高い、将来有望なアーリーステージの企業にも資金を提供できることは心強い」とクランダ氏は声明で述べた。今回の投資により、CETキャピタル・パートナーズのクレイグ・トール氏が取締役会に加わる。