
コムキャストは、Xfinityインターネットの顧客に誤った「ボット」警告を送信したことを認めた。
フランク・カタラーノ著

先週末、Xfinityインターネットサービスに接続している自宅のパソコンがボットに感染している可能性があるという警告をComcastから受け取った方は、ご安心ください。Comcast
は本日、全国の顧客のうち不特定多数の方に「誤った通知」が届いたことを認めました。
コムキャストの広報担当者によると、9月4日から8日の間に、同社の顧客の「ごく一部」に「コンスタントガードサービスアラート」という題名のメールが送られ、そこには次のように書かれていた。
XFINITYのお客様へ
XFINITY は、お客様のコンピュータのうち 1 台以上がボットに感染している可能性があると判断しました。ボットの活動に関する XFINITY からのアラートを既にご覧になっているかもしれません。
悪意のあるソフトウェアをコンピューターから削除するための措置を講じることを強くお勧めします。
この重要なセキュリティ通知に速やかにご対応いただきありがとうございます。
敬具、
XFINITYのConstant Guard
埋め込まれたリンクをクリックすると、7つの時間のかかる可能性のある手順が列挙されたページが表示されました。簡単なもの(「JavaとFlashを更新する」)から、おそらく不要なもの(「個人情報盗難保護を取得する」)まで、さまざまな手順が列挙されていました。私は日曜日にこの警告を受け取ったComcastの顧客の一人でしたが、すぐにMicrosoftの悪意のあるソフトウェア削除ツールを実行する手順に進みました。2台の異なるノートパソコンでボットやマルウェアは検出されませんでした。
コムキャストの広報担当者は、誤検知メールの原因について、「マルウェア検出サービスプロバイダーによるシステムの不注意な更新が原因でした。該当のお客様には、このメールが誤って送信されたことをお知らせする通知をお送りしています。この期間外にお客様が受け取った通知は、正当なものとみなされます」と述べています。
さらに、広報担当者によれば、DSL Reports などの技術フォーラムにも本日通知が掲載される予定だという。
広報担当者は、もし顧客が本当に感染していて、対策が取られていなかったら、一連のフォローアップアラートが出ていたはずだと付け加えた。(おそらく多くのケースでそうだったように)ただ時間を無駄にしたり、不必要な懸念を抱かせたりするだけではなかったはずだ。