
養子縁組を促進するプラットフォーム「PairTree」がマッチングアプリの立ち上げ支援のため225万ドルを調達
リサ・スティフラー著

新たな資金調達:養子縁組を促進するプラットフォーム「PairTree」が、シードラウンドで225万ドルを調達しました。サイトは7月に公開され、養子縁組を希望する1,600以上の家族と300人の実母がプラットフォームに登録しています。
PairTreeは全国のユーザーに開放されており、これまでにゲイ、レズビアン、異性愛者、異人種間、シングルペアレントの家族など10組のマッチングを実現してきました。このスタートアップは今年初め、Techstars Seattleに参加しました。
養子縁組のさまざまなルート:養子縁組を希望する人には、主に 2 つの選択肢があります。1 つは、家族と妊婦を引き合わせる代理店を利用する方法です。この方法では、乳児の養子縁組の手配に 4 万ドルから 6 万ドルの費用と 2 年かかることがあります。もう 1 つは、インターネットを使用して自己マッチング養子縁組を行う方法です。この方法では、家族が詐欺に遭うリスクがあります。
シアトルのPairTreeは、出会い系プラットフォームのようなサービスを運営しています。家族は月額75ドルを支払ってプロフィールを投稿し、妊婦は無料でこのツールを使ってマッチング相手を探します。このサイトには、妊婦が自分の興味や情熱に基づいて家族を選ぶための独自の性格診断テストが用意されており、詐欺師を排除するために本人確認ソフトウェアも活用されています。
このプラットフォームは、養子縁組に必要な法的サービスや養子縁組希望家族の審査は提供していません。同社によると、PairTreeを利用することで養子縁組費用を約15,000ドルまで削減できるとのことです。
共同創業者: CEOのエリン・クイックは、自身の子育ての苦労をきっかけに会社を設立しました。現在は養子の息子と娘の母親です。クイックは以前、シアトルを拠点とするブランドマーケティング会社の共同創業者でした。
最高技術責任者のジャスティン・フリバーグ氏はスタートアップ業界のベテランであり、シアトルのソフトウェア会社 Record360 の元 CTO です。
当社には従業員が3名おり、現在採用中です。
資金源:このラウンドはUrban Innovation Fundが主導し、Founder Collective、Female Founders Alliance、Techstarsが主要参加者として参加しました。調達した資金は、プラットフォームの改善、アプリの開発、医療機関や生殖医療クリニックとのパートナーシップ構築に使用されます。