
消費者インテリジェンスのスタートアップ企業、エレメント・データがさらなる資金調達を実施、新たな経営陣が就任
ジェームズ・ソーン著

顧客行動を予測するソフトウェアを開発するシアトル拠点のスタートアップ企業、エレメント・データは、約270万ドルの追加資金を調達し、経営陣を刷新した。
共同創業者のジェフ・マクドナルドは9月にCEOを退任し、後任には以前同社顧問を務めていたタイラー・デイビッドソンが就任しました。同じく共同創業者のサイラス・クローンも同社を去りましたが、引き続き顧問を務めています。
アーリーステージの企業で豊富な経験を持つデイビッドソン氏は、モバイルデータスタートアップのPushSpringの共同創業者であり、マリファナ分析企業Headsetのアドバイザーも務めています。Element Dataにも投資経験のあるFlying Fish Partnersが今回の資金調達ラウンドに参加しました。Flying Fishの共同創業者であるヘザー・レッドマン氏が同社の取締役に就任しました。Element Dataはこれまでに780万ドルの資金調達を行っています。
Element Dataは、企業が顧客の意思決定プロセスを理解するのを支援します。このスタートアップは、AmperityやSegment.ioといった企業と競合する、幅広い消費者データ分野に参入しています。
「機械学習の観点から私たちが行っていることの多くは、予測分析です」とデビッドソン氏はGeekWireに語った。
このスタートアップ企業のソフトウェアは、膨大なデータから顧客の次の行動を予測します。この知識を活用することで、顧客は潜在顧客に合わせたメッセージをより的確に提供できるようになります。エレメント・データは現在約20名の従業員を擁しており、エンジニアリングチームを増員する予定だとデイビッドソン氏は述べています。