
ラテを作るロボット「ロボバリスタ」
ラテを作るロボット「ロボバリスタ」

写真提供:Robobarista.cs.cornell/edu

写真提供:Robobarista/cs.cornell.edu
モリー・ブラウン著

想像してみてください、将来はロボットが朝のラテを作ってくれるかもしれません。
コーネル大学の研究者によるロボバリスタ・プロジェクトは、事前にプログラムされた情報ではなく、直感を使ってロボットに日常的な機能を実行する方法を理解させることに重点を置いています。
「ロボットが家庭環境内でやりとりするためには、ストーブ、コーヒーディスペンサー、ジューサーなど、人間の環境にあるさまざまな物体や電化製品をロボットが操作できなければならない」とコーネル大学の研究者たちはウェブサイトに書いている。
上のエスプレッソマシンを例に考えてみましょう。たとえマシンを見たことがなくとも、人間はマシンを視覚的に観察し、取扱説明書を読むことで、一杯のラテを作ることができます。これは、人間が様々な形状の物体を操作してきた豊富な経験を持っているからこそ可能なのです。このプロジェクトでは、ロボットが様々な物体やタスクに汎用化できるようにすることを目指しています。
指示書を作成するために、ロボバリスタチームはインターネットから情報をクラウドソーシングし、「ロボットのデモンストレーションの大規模なコレクション」を収集しました。
ロボットにレバーやボタンなど、同じような結果をもたらす特定のものを認識させることが目的です。コーネル大学のチームが作成した、日常的な物体の動作に関する基本的なマッピングを以下に示します。

ロボットが実際に動いている様子を以下でご覧ください。