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マイクロソフトが特許ポートフォリオの全リストを公開し、透明性を主張

マイクロソフトが特許ポートフォリオの全リストを公開し、透明性を主張

トッド・ビショップ

マイクロソフトロゴマイクロソフトは今朝、​​特許制度の透明性向上に向けた取り組みの一環として、同社および米国内外の子会社が保有する4万件以上の特許を検索可能なオンラインリストとして公開した。

(更新、午後 1 時:サイトは当初ダウンしていましたが、現在はアクセスできるはずです。)

同社は、特許権者が自身の正体を隠蔽するという慣習に終止符を打つよう求める声を支持するため、4月までにリストを公開することを約束していた。検索可能なPatent Trackerに加え、このリストはMicrosoft Excelなどのプログラムで使用できるCSVファイルとしてダウンロード可能となっている。

このリストは、特許の名称、番号、国、および特許が付与されている団体名で検索できます。特許に関する基本情報は提供されますが、全文を表示するには、米国特許庁のオンライン検索ツールに特許番号を別途入力する必要があります。

「他の企業にも、保有する特許に関する情報を公開するよう強く求めます」と、マイクロソフトの法務顧問ブラッド・スミス氏は、新しいPatent Trackerを発表するブログ記事で述べています。「そうすることで、透明性の向上、ライセンス供与の円滑化、そして特許制度がイノベーションの促進と奨励という役割を果たし続けることに貢献できるでしょう。」

マイクロソフトはまた、米国特許庁に対し、特許審査基準の強化を求めており、また、根拠のない訴訟を抑制するための「敗訴者負担」制度を提唱している。さらに、マイクロソフトは企業に対し、標準必須特許の差止請求を行わないことを誓約するよう求めている。これは、同社とグーグルのモトローラ部門との継続中の訴訟の核心となっている問題である。