
「クール」なフランシスコ教皇、科学を認め、気候変動対策を推進
「クール」なフランシスコ教皇、科学を認め、気候変動対策を推進

写真はFlickr/Papistより
モリー・ブラウン著

宗教と科学は常に奇妙な組み合わせだった。ニール・ドグラース・タイソンに聞いてみればわかる。
ガーディアン紙によると、フランシスコ教皇は現在、気候変動問題に取り組んでいる。「2015年に、教皇は世界の12億人のカトリック教徒にこの問題に関する長いメッセージを発表し、国連総会で演説を行い、世界の主要宗教のサミットを招集する予定だ。」
なぜ突然、この地球規模の問題に焦点が移ったのだろうか?バチカンの報道によると、教皇は「来年パリで開催される重要な国連気候変動会議に直接影響を与えたい」と考えているという。この会議では、各国が20年にわたる困難な交渉を、排出量削減という普遍的な約束で締めくくろうとしている。
さらに、教皇は「気候変動と人間の生態学に関する稀有な回勅を発表する。すべてのカトリック信者に対し、道徳的かつ科学的な根拠に基づいて行動を起こすよう促す」と述べている。
フランシスコ法王は、かつてはカトリック教会の責任外、あるいは「非正統的」とみなされていた問題にしばしば取り組んできたが、世界的な経済格差とそれが人類に及ぼす環境への悪影響は、もはや無視できないほど大きな問題であると考えている。
どれほどの効果をもたらすかは疑問視されている。そもそも多くのカトリック教徒は科学的な問題(ええと、進化論とか?)になると教会の言うことを聞かない。しかし、この戦いに世界の主要なプレーヤーが一つ増えることは、決して悪いことではないだろう。頑張れ、クールな教皇。頑張れ。