
合併協議が再燃し、スプリントとTモバイルの株価が急騰
テイラー・ソパー著

スプリントとTモバイルが再び合併について話し合っている。

CNBCとウォール・ストリート・ジャーナルは火曜日、両社の携帯電話会社が合併交渉を再開したと報じた。スプリントの株価は15%以上急騰し、Tモバイルの株価も6%上昇した。
ベライゾンとAT&Tに次ぐ米国第3位と第4位の携帯電話会社であるTモバイルとスプリントは、数年前から断続的に合併について協議を続けてきた。スプリントの親会社であるソフトバンクは2014年にTモバイルの買収をほぼ実現させたが、米国規制当局の懸念を受けて破談となった。
合併交渉は昨年秋に再び熱を帯び、合意間近と思われた。しかし10月、両社は合併が頓挫したことを認めた。スプリントのCEO、マルセロ・クラウレ氏は、経営権をめぐる意見の相違を理由に挙げた。
合併協議の初期段階以来、Tモバイルはジョン・レジャーCEOの下で急成長し、2015年にスプリントを抜いて米国第3位の無線通信事業者となった。
ワシントン州ベルビューに本社を置くTモバイルは先月、第4四半期に190万人の新規顧客を獲得したと発表した。これにより、純増数が100万人を超えるのは19四半期連続となり、顧客数は累計7,200万人を超えた。同社の売上高は5%増の108億ドル、利益は前年同期の3億9,000万ドルから27億ドル増加した。
同社の成長は、新たな価格戦略、加入者特典、競合他社に自社のパッケージやプロモーションの変更を迫るプロモーションによって自らを「アンキャリア」として位置づける積極的なキャンペーンの結果である。
一方、スプリントは過去数年間苦戦していたが、2月に予想を上回る利益を発表した後、株価は上昇した。