
Amazonが4Kストリーミングビデオのパートナーを発表
ブレア・ハンリー・フランク著

CESでは毎年、テレビ関連の最新技術が次々と発表されますが、今年も例外ではありません。Amazonは本日、Lionsgate、20世紀フォックス、Discovery、Samsungなどと提携し、ストリーミングサービスに4Kビデオを導入すると発表しました。
4Kは、次世代の超高精細ビデオに付けられた愛称です。4Kディスプレイは、少なくとも3850×2160ピクセルの解像度、つまり従来の1080p高精細ディスプレイの約3倍の解像度を備えている必要があります。技術的には4Kコンテンツの提供は以前から可能でしたが、メディア企業はなかなかこの流れに乗りませんでした。これは、これまでほとんどの4Kディスプレイがあまりにも高価だったためです。
ここで Amazon と Samsung の提携が誕生しました。両社は協力して、Amazon Instant Video と統合できる 4K テレビの製品ラインを開発しました。
「お客様は4Kの未来と高解像度ビデオの次世代に期待を寄せています。私たちは、その実現に向けて、コンシューマーエレクトロニクス業界のリーダーやハリウッドスタジオと協力しています」と、Amazonのデジタルビデオ・音楽担当バイスプレジデント、ビル・カー氏はプレスリリースで述べています。「お客様に真の4K体験を提供するには、多くの要素が連携して機能する必要があります。優れたコンテンツと互換性のあるデバイスはもちろんのこと、そのコンテンツを美しく再生できるようデバイスに配信できるサービスも必要です。私たちは、それを実現することに興奮しています。」
先月、Amazonは今後、すべてのオリジナルテレビ番組を4Kで撮影すると発表しました。これはNetflixよりも先んじた動きです。Netflixは「ハウス・オブ・カード」の次シーズンを4Kで配信すると発表したばかりですが、サードパーティの4Kコンテンツに関してコンテンツ企業との契約をこれ以上発表していません。