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スプリントとTモバイル、500億ドルの合併に近づいていると報道

スプリントとTモバイル、500億ドルの合併に近づいていると報道

テイラー・ソパー

スプリントロゴスプリントとT-モバイルの合併が現実に近づきつつある。

情報筋によると、スプリントは早ければ来月にも、全米第3位と第4位の無線通信事業者を統合する大型取引で、ベルビューに拠点を置くTモバイルUSに50%の株式と50%の現金を提供する予定だという。

ブルームバーグによると、TモバイルUSの親会社であるドイツテレコムAGは、合併後の新会社の株式15%を保有する見込みです。ウォール・ストリート・ジャーナルは、この買収額は最大500億ドルに達する可能性があり、スプリントはTモバイルの買収に1株あたり約40ドルを支払うと報じています。

Tモバイル合併は以前から噂されていました。先週開催されたRe/codeカンファレンスでは、スプリントの孫正義会長がTモバイルのジョン・レジャーCEOを高く評価し、合併が成立すればスプリントの新CEOに就任すると噂されています。

孫氏は以前、両社が合併すればライバルのベライゾンやAT&Tと大規模な価格競争を始めると発言していた。

それでも、合併の可能性は連邦規制当局の強い反対に直面している。連邦政府は、TモバイルとAT&Tの前回の合併計画を、無線通信事業者間の更なる統合は競争を阻害するとして阻止した。しかし、ルジェール氏のリーダーシップの下、Tモバイルは「アンキャリア」戦略で記録的な数の顧客を獲得し、AT&Tやベライゾンといった競合他社を圧倒している。