
任天堂Wii Uの売上は「悪くない」と社長
テイラー・ソパー著
任天堂の新しいゲーム機「Wii U」の売れ行きは好調だが、オリジナルのWiiが初めて一般に発売されたときほどは印象的ではない。
これは、任天堂の最新機器についてロイター通信のインタビューに応じた任天堂社長の岩田聡氏の言葉である。
「クリスマスシーズンの終わりには、Wiiが初めて発売された時のような人気ブームの時のように、アメリカの店舗でWii Uの在庫が全くないという状況ではありませんでした」と岩田氏はロイター通信に語った。「しかし、売れ行きは悪くなく、着実に売れていると感じています。」
任天堂は、11月の発売初週にWii Uが米国で40万台を販売したと発表した。一方、初代Wiiは発売初週に47万5000台を販売した。ちなみに、マイクロソフトのXbox 360は昨年のブラックフライデーの週に75万台、2011年のブラックフライデーには96万台を販売した。
岩田氏は、プレミアム版Wii Uが通常版Wii Uよりもはるかに人気が高いことを指摘した以外、それ以上のことは何も語らなかった。プレミアム版は50ドル高く、Nintendo Landと拡張ハードドライブが付属する。岩田氏はまた、任天堂は新規ユーザーを獲得するために、より優れたソフトウェアの開発に注力する必要があると述べた。
任天堂は、最新製品がゲームをプレイし、TViiサービスで動画コンテンツを視聴し、友人とつながるための最良の方法であることを消費者に納得させたいと考えている。これは、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」への初期の反応が冷淡だったこともあり、同社史上初の赤字決算となった家庭用ゲーム機市場での巻き返しを図る同社の試みである。
マイクロソフトとソニーの両社が今年中に次世代ゲーム機を発表すると噂されており、任天堂に何が起こるかを見るのは興味深いだろう。
GeekWireの以前の記事: 任天堂のギークな乗り物: ツアーバンの内部を覗いてみよう