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Googleマップがついに時間制限付きのリアルタイム位置情報共有を導入

Googleマップがついに時間制限付きのリアルタイム位置情報共有を導入

モニカ・ニッケルズバーグ

Googleマップの新機能により、ユーザーは到着予定時刻と進捗状況をリアルタイムで共有できるようになります。(YouTubeのスクリーンショット)

Google マップは、自分の位置情報と到着予定時刻を友人にリアルタイムで送信できる新機能を導入しています。

水曜日に発表されたこのツールは、Googleマップでナビゲートしているときに、リアルタイムの位置情報と移動の進捗状況を共有できます。リアルタイムの位置情報をGoogleコンタクトと共有したり、他のメッセージアプリを使ってリンクを送信したりできます。このツールでは、自分の居場所を友人と共有する期間を設定するように求められます。

この共有ツールは、Android版とiOS版のGoogleマップアプリで利用可能になります。位置情報の共有が全ユーザーに利用可能になる時期は不明ですが、Googleは「まもなく全世界で展開」すると発表しています。シアトルではGoogleマップアプリで位置情報の共有機能を利用することができませんでしたが、一部の地域では利用できるようです。

リアルタイムの位置情報共有自体は目新しいものではありません(シアトルに拠点を置くGlympseは長年提供してきました)。しかし、大手テクノロジー企業は、その不気味さから、これまでこの技術に慎重な姿勢を示してきました。プライバシーや安全を侵害する可能性のある機能でユーザーを遠ざけたくないのです。Googleが位置情報共有機能に有効期限を設けたのは、おそらくそのためでしょう。こうすることで、ユーザーは自分の位置情報を誰かと共有したことを忘れることはありません。

希望者に位置情報共有機能を提供するサードパーティ製アプリに関しては、Googleは手強い競争相手となる可能性がある。しかし、Glympseは今のところ、その点を恐れていないようだ。

「他社が我々が築き上げた領域に参入してきたこと自体が驚きではなく、ただそれが実現に長い時間がかかったことだけが驚きです」と、GlympseのCEO、ブライアン・トラッセル氏は述べています。「ここ数年で、Uber、Apple、Lyft、そして今ではGoogleマップも、自社アプリにリアルタイムの位置情報共有機能のバリエーションを追加してきました。こうした動きに伴い、Glympseの利用はより速いペースで増加しており、この傾向は今後も続くと確信しています。」