Watch

アマゾン本社近くのコンドミニアムタワーには、コワーキングスペースやゲームルームなどのオタク向けアメニティが備わっている

アマゾン本社近くのコンドミニアムタワーには、コワーキングスペースやゲームルームなどのオタク向けアメニティが備わっている

カート・シュロッサー

アマゾン本社キャンパスのすぐ北に計画されている2棟のコンドミニアムプロジェクト「シアトルハウス」のアーティストによる完成予想図。(シアトルハウスの画像)

アマゾンによるシアトル本社周辺の再開発はどうやら感染力があり、ザ・スフィアズから1ブロック離れた場所に計画されている新しいマンション開発には、明らかにハイテク労働者を誘致することを狙ったオタクっぽいアメニティが多数用意される予定だ。

シアトル・ハウスは、ベル通りとバッテリー通りの間のシックス・アベニュー、旧アンティオック・カレッジ跡地に建設予定の45階建て住宅タワー2棟です。この物件は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置くコンコード・パシフィックとシアトルに拠点を置くHBマネジメントによって開発されており、火曜日のプレスリリースによると、両社は「垂直型住宅」を再定義する計画です。

タワーには約600戸のユニットが設けられ、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルームの間取りが提供されます。タワーは、約300戸のエグゼクティブ向けまたは長期滞在用住宅を含むマーケットプレイスと「ポディウム」の上に建ちます。

「都会の喧騒から遠く離れた場所で、通勤に苦労する人がいる間、自宅の快適さの中で、心身ともにリフレッシュできます」と、開発会社のウェブサイトには説明文が添えられています。こちらの動画をご覧ください。

シアトルハウスの特典は、「ウェルネスオアシスを求める」「都会の住人の中でも最も社交的で起業家精神に富んだ人々」を対象としています。特典には以下が含まれます。

  • 約8,000平方フィート(約750平方メートル)の専用共有ワークスペースには、壮大な講義室やコラボレーションスペースに加え、電話会議、大小のミーティング、プライベートな集まりに利用できる11の部屋が含まれます。また、講義室や発表会会場にもなりうる屋外シアターなど、よりカジュアルな集まりに適したコンバーチブルエリアも設けられます。シアトルハウスは、この物件を市内のコンドミニアム開発物件の中で最大規模の共有ワークスペースとしています。
  • アイアンマンの億万長者トニー・スタークのような人物にインスパイアされたギアルーム。スポーツやギアにこだわるオタクたちが、実験室のような環境で自転車のチューニングをしたり、スキーやスケートボードなどをいじったりできます。また、「壮大な冒険」のストーリーを共有できるラウンジもあります。
  • コンピューターと大画面テレビを備えたコミュニティ ゲーム ルームは、ミーティング会場として設計されています。
ゲームルームのレンダリング画像。(シアトルハウス画像)
  • ジム、ヨガスタジオ、屋外プール、スパ。
  • アマゾンのすぐ近くにあるので、もちろん、犬用の洗い場やグルーミング ステーション、屋内/屋外の遊び場などの犬用の設備も整っています。

「シアトルハウスはコミュニティを重視し、シアトル・ダウンタウンで最も刺激的で先進的なエリアの一つにスマートな都市デザインを融合させます」と、コンコード・パシフィックの開発担当シニアバイスプレジデント、ピーター・ウェッブ氏はニュースリリースで述べています。「このプロジェクトは、思慮深く流動的な暮らしを根底に据えています。時間と効率を最大限に高めることに重点を置き、綿密に計画されたアメニティから、創造性と革新性を刺激する建物の提供まで、すべてがこのプロジェクトに含まれています。」

上は瞑想ポッド、下は禅庭のレンダリング。(シアトル・ハウス・イメージズ)

シアトルを拠点とする建築事務所GGLOが初期の建物コンセプトを策定し、IBI GroupとLIV Interiorsがインテリアプログラムの開発と施工を担当しています。バンクーバーを拠点とする受賞歴のあるインテリアデザイングループであるLIV Interiorsは、コンコード・パシフィック開発において数千戸の都市型住宅を手掛けてきました。