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ザッカーバーグ氏:マイクロソフトとの契約はフェイスブックにとってスカイプに「安定感」を与える

ザッカーバーグ氏:マイクロソフトとの契約はフェイスブックにとってスカイプに「安定感」を与える

トッド・ビショップ

Facebook が本日新しい Skype ビデオチャット機能を発表したことに関して、最も興味深い視点の 1 つは、Skype の買収予定者であり、Facebook の少数株主である Microsoft が、裏で大きな役割を果たしている点である。

本日パロアルトでこの機能を発表する記者会見で、この問題について質問されたフェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏とスカイプのCEOトニー・ベイツ氏のコメントは以下の通り。

ザッカーバーグ:マイクロソフトに関しては、ええ、そうですね。マイクロソフトとは実に良好な関係を築いています。様々な分野で協力しています。以前は検索や広告、Bing、そして今はこれです。これは…つまり、皆さんが独立した会社だった時もうまくいっていたと思います。でも、今はマイクロソフトの傘下になったので、信頼できる会社と一緒にやっていくという安定感があります。これは良いことですし、長年にわたる関係を築いてきたという安心感もあります。

ベイツ:付け加えるとすれば、まず、私たちはまだマイクロソフトの傘下ではなく、買収手続きも完了していません。現在手続き中です。しかし、規制当局の承認を前提として、非常に期待しています。この点に関して言えば、私たちはこの提携について、そしてそれを次の段階へと進めることについて、ずっと以前から、独立した立場から話し合いを始めていたと思います。少しお話をさせてください。マイクロソフトによるスカイプの買収を発表した日、私たちは間違いなくマークに会いに行きました。おそらく、スティーブ(バルマー)と私にとって、これは最も重要な戦略的関係だったと思います。そして、歴史と絆によって、この関係はさらに強固なものになったと言えるでしょう。スティーブと私はこの点で完全に一致しており、製品開発も順調なスタートを切っています。

ザッカーバーグ:ええ、つまり、その前にやりたいことはすべて計画していたんです。それで、この買収で何か変わるかな? いや、違うか? よし、続けよう、ってことになったんです。

前回:FacebookがSkypeビデオチャットを導入、シアトルチームより