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アップルはオレゴン州プラインビルのデータセンター施設に200メガワットの風力発電所を建設する。

アップルはオレゴン州プラインビルのデータセンター施設に200メガワットの風力発電所を建設する。

トム・クレイジット

オレゴン州東部の風力発電所。(Wikipedia 提供)

アップルは今年初め、オレゴン州プリンビルのデータセンター向けに200メガワットの風力発電を購入する契約を締結し、オレゴンのデータセンター地域への投資を拡大した。

この契約は先週、Appleの年次環境責任報告書(PDF、付録B参照)で明らかにされ、オレゴニアン紙が月曜日に報じた。Appleはポートランドから南東に約3時間離れたプラインビルに大規模なデータセンター複合施設を運営しており、同地域にはFacebookやGoogleといった他の企業も拠点を置いている。

先月のポートランド・ビジネス・ジャーナル紙の報道によると、モンタギュー風力発電プロジェクトの第1期工事は9月に開始される予定だ。プロジェクトはオレゴン州ギリアム郡、カスケード山脈東側の高地砂漠地帯に位置し、近隣には他の風力発電プロジェクトがいくつかある。

Appleは報告書の中で、プラインビルのデータセンターの94%を風力発電で賄うと述べ、モンタギュー風力発電プロジェクトを「Appleが手がける初の風力発電プロジェクト」と呼んでいます。Appleの担当者は、モンタギュー風力発電プロジェクトをAppleが委託したのか、それとも第一段階の独占顧客だっただけなのかについて、明確な回答を得られませんでしたが、詳細が分かり次第、この記事を更新します。