
ザッカーバーグ氏、ドローンを使って地球を高速インターネットで覆う計画を詳細に語る
ジョン・クック著

マーク・ザッカーバーグ氏は自身のFacebookページで、ドローン、衛星、レーザーを活用して「すべての人にインターネットを届ける」計画を詳しく説明した。
「私たちのチームには、NASAジェット推進研究所やエイムズ研究センター出身者を含む、航空宇宙技術と通信技術の分野で世界をリードする専門家が多数在籍しています」とザッカーバーグ氏は記した。「本日、英国に拠点を置く小規模企業Ascentaからも主要メンバーを迎え入れます。同社の創業者は、世界最長飛行距離を誇る太陽光発電式無人航空機Zephyrの初期バージョンを開発しました。彼らは、コネクティビティ航空機の開発に取り組む私たちのチームに加わることになります。」
今月初め、フェイスブックが太陽光発電ドローンメーカーのタイタン・エアロスペースを6000万ドルで買収しようとしているとの報道が出回った。おそらく、上空から高速インターネットネットワークを送信できる低軌道ドローン部隊を作る計画なのだろう。
Googleはまた、「空のインターネット」構想、通称Project Loonの構想も発表している。これは、高高度気球を用いて遠隔地やインターネット未接続の地域に暮らす人々にブロードバンドアクセスを提供するというものだ。
ザッカーバーグ氏は木曜日のメモで、Facebookのコネクティビティ・ラボは、より多くの人々にインターネット接続を提供するという目標達成に向けて、これまで順調な進歩を遂げていると述べた。また、フィリピンとパラグアイにおけるパートナーシップにより、新たに300万人がインターネットにアクセスできるようになると指摘した。
「私たちは今後もこうしたパートナーシップを構築していきますが、世界全体をつなぐには新たな技術の開発も必要です」と彼は述べた。「それが私たちのコネクティビティ・ラボの焦点であり、ここにはまだまだエキサイティングな仕事がたくさんあります。」