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データウェアハウスの老舗テラデータが英国に拠点を置くコンサルティング会社を買収し、国際展開を拡大

データウェアハウスの老舗テラデータが英国に拠点を置くコンサルティング会社を買収し、国際展開を拡大

ダン・リッチマン

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(Shutterstock経由)

超並列データウェアハウス分野で長年活躍してきたテラデータは、ロンドンを拠点としビッグデータエンジニアリング、コンサルティング、トレーニングを提供するビッグデータ・パートナーシップを非公開の金額で買収した。

「ビッグデータ・パートナーシップはテラデータのシンク・ビッグ・コンサルティング業務に加わり、シンク・ビッグのオープンソース・コンサルティング・サービスの拡大を加速させる」とテラデータは声明で述べた。

カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くテラデータは、ビッグデータ・パートナーシップが主に ヨーロッパアジアの顧客にサービスを提供していることから、今回の買収は同社の国際展開を促進するものとなる。両社は当初 、英国、フランスドイツ、スカンジナビア、スイス、中国に注力する。

テラデータが引用したガートナーの調査によると、ビッグデータ分析サービスは急成長を遂げている市場であり、昨年の市場規模は400億ドルに達しました。テラデータによると、IoT(モノのインターネット)と消費者からのデータストリームは、専門的な解釈技術を必要とするデータ量の増加に寄与しています。しかし、ビッグデータ分析製品や技術の試行錯誤や、短期間でのデータベース規模の大幅な変動によって、その取り組みが阻害される可能性があるとテラデータは指摘しています。

1979 年に設立され、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く Teradata は、その長い歴史の中で、主に大規模データベースの超並列処理と、トランザクションよりも詳細な分析を目的としたデータの保存であるデータ ウェアハウスに特化してきました。