
報道:スナップ、エンジニアリング部門の人員削減へ
報道:スナップ、エンジニアリング部門の人員削減へ

(写真提供:CC 2.0 / Flickrユーザー Anthony Quintano)
ジョン・クック著

持続可能なビジネスモデルを見出せずにいる上場ソーシャルネットワーキング企業Snapは、依然として苦境に立たされている。同社が今年初めと昨年に続き、エンジニアリング部門で約100人の従業員を解雇したとの報道が本日浮上した。
スナップ社は金融ニュースサイト「チェダー」に対し、今回の人員削減についてコメントを控えた。チェダーは今回の人員削減が過去最大規模だと指摘している。ロサンゼルスに本社を置く同社は、2017年末時点で3,069人の従業員を雇用していた。
スナップ社は2016年にシアトルのエンジニアリング拠点を開設し、昨年は大幅に拡張しましたが、今回のレイオフがそこで行われたかどうかは不明です。GeekWireは昨年、スナップ社がマーケットプレイス・タワーの3フロアに移転し、パイクプレイス・マーケット近くのビルで約5万平方フィートのスペースを占有する計画だと報じました。
スナップは2017年3月に1株17ドルで上場し、すぐに24ドルまで上昇しました。しかし、それ以降、スナップチャットを開発する同社は苦戦を強いられています。現在、株価は18.02ドルで取引されており、時価総額は220億ドルです。
先月、予想を上回る業績を発表したことで、同社はやや持ち直しを見せ、CEOのエヴァン・シュピーゲル氏は事業が好調に軌道に乗り始めたと述べた。しかし、それでもSnapは四半期で3億5000万ドルの損失を計上した。