
アマゾンの巨大バイオドーム、都市計画委員会の承認を得る
アマゾンの巨大バイオドーム、都市計画委員会の承認を得る
トッド・ビショップ著
アマゾンは昨夜、シアトル中心部の北に計画中のキャンパスに巨大な3部構成のバイオドームを建設することについて、シアトルのデザイン審査委員会から承認を得た。同社の建築家らが、ユニークな構造の地上階は通行人の興味をそそり、魅力的になるだろうと委員会を説得したためだ。
アマゾンの建築設計事務所NBBJが提出した新たな図面には、建物の土台部分にある小売店の入口の様子など、新たな詳細が示されていた。シアトル・タイムズ紙によると、この計画には現在、市の都市計画局の承認が必要で、通常は4~6週間で承認されるという。
330万平方フィート(約3万平方メートル)のオフィス・商業複合施設は、ウェストレイク・アベニュー、ブランチャード・ストリート、シックス・アベニューに囲まれた3ブロックにまたがり、サウス・レイク・ユニオンにあるアマゾンの既存本社キャンパスと路面電車で結ばれます。アマゾンはバイオドームに加え、同ブロックに3棟の38階建てオフィスタワーを建設する計画です。複合施設にはドッグパークなどのアメニティも備えられます。
アマゾンの新キャンパスは、同社の爆発的な成長に対応する上で役立つだろう。同社は過去3年間で規模が3倍以上に拡大し、最新の集計では従業員数は9万7000人に達した。また、同社はブリティッシュコロンビア州バンクーバーで進行中の新プロジェクトの大部分を占有する計画があると報じられている。
プロジェクトのレンダリング画像をさらにご紹介します。詳細は最新の設計レビュー資料をご覧ください。