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ビル・ゲイツがCode.orgの新しいビデオシリーズ「コンピューターの仕組み」に出演、アラスカ航空の機内で放映

ビル・ゲイツがCode.orgの新しいビデオシリーズ「コンピューターの仕組み」に出演、アラスカ航空の機内で放映

フランク・カタラーノ

ビル・ゲイツは、Code.orgの「コンピューターの仕組み」ビデオの司会者の一人です。(画像: Code.org)

次回飛行機に乗るときには、機内エンターテイメントを視聴するために取り出すノートパソコンやその他のコンピューター デバイスについて、機内エンターテイメント自体からさらに詳しく知ることができるかもしれません。

アラスカ航空は4月より、シアトルを拠点とするコンピュータサイエンスの非営利団体Code.orgがCS Discoveriesコースの一環として制作した、6本の短編ビデオからなる新シリーズ「コンピュータの仕組み」を放映します。このビデオシリーズは、ビル・ゲイツ氏による導入部分から始まります。ゲイツ氏は、視聴者は「コンピュータをコンピュータたらしめているものは何なのか」というところから、様々なことを学ぶことができると説明しています。

残りの5つのセグメントはそれぞれ4~6分の長さで、コンピューターが1と0を使って情報をどのように表現するかから、CPUとメモリの役割まで、幅広いテーマを取り上げています。ゲイツ氏に加え、ビデオプレゼンターには、元Appleデザイナー(現在はカーンアカデミーのデザイン担当副社長)のメイ・リー・コー氏と、Xboxの設計者ナット・ブラウン氏も参加しています。

Code.orgは、子供たちにプログラミングとコンピュータサイエンスの楽しさを広める活動で最もよく知られていますが、創設者兼CEOのハディ・パルトヴィ氏は、このシリーズを発表したブログ記事で、「学生も大人も、これらのビデオから学ぶことができます」と述べています。これを受けて、アラスカ航空は機内で乗客にこれらのビデオを無料で提供することにしました。

「Code.orgの新シリーズは、コンピューターの仕組みについての基礎知識を、誰もが楽しく、そして親しみやすく学べる方法です」と、アラスカ航空の機内エンターテイメント&コネクティビティ担当マネージャー、デイビッド・スコットランド氏は発表の中で述べています。「このパートナーシップを通じて、4,000万人以上のお客様に機内でCode.orgの新ビデオシリーズをご覧いただける機会を提供できることを嬉しく思います。」シアトルを拠点とするアラスカ航空は、Code.orgの既存の「インターネットの仕組み」シリーズも配信します。

学生たちも取り残されることはありません。オンライン教育サイト「カーン・アカデミー」は、新しいビデオをコンピューターサイエンス教材の一部として提供し、Code.orgのプログラムでも活用します。

6つの新しいビデオを視聴したり、オンライン教育テクノロジーを利用したりするために、飛行機に乗る必要はありません。Code.orgは、新しい「コンピューターの仕組み」シリーズをYouTubeで公開しています。