
「ラストマイル配送の未来」:アマゾンがリビアンと共同開発した初のカスタム電気配送車両を公開
テイラー・ソパー著
アマゾンは、リビアンと提携して製造した特注の電気配送バン3台のうち1台のボンネットを開けた。
この新しい車両は 100% 電気自動車で、センサー検出、360 度ビューを提供する外部カメラ、Alexa 音声統合などのさまざまなテクノロジーを備えています。
「リビアンの技術と当社の配送ロジスティクスに関する知識を組み合わせた結果、ご覧いただいたようなラストマイル配送の未来が生まれました」とアマゾンのグローバル・フリート&プロダクツ担当ディレクター、ロス・レイチェイ氏はブログ投稿で述べた。
レイチェイ氏は、アマゾンが物理的な充電インフラと「配達ステーションの強化と最適化」をサポートする技術の構築に取り組んでいると述べた。

アマゾンは昨年、配送車両群の増強のため、リビアンから電気バン10万台を購入する計画を発表した。同社はカリフォルニア州アーバインに本社を置くリビアンへの主要投資家でもある。アマゾンは昨年、リビアンへの7億ドルの資金調達ラウンドを主導した。
アマゾンは本日、早ければ2022年に1万台のカスタム電気配送車両を運行し、2030年までに10万台すべてを運行させる予定であると発表した。
シアトルに本社を置くこのテック大手は8月、メルセデス・ベンツと契約を締結し、欧州の配送車両向けに1,800台以上の電気バンを調達する。メルセデスはまた、アマゾンが昨年発表した2040年までにネットカーボンニュートラルを目指す取り組み「クライメート・プレッジ」にも参加している。
アマゾンはインドで完全電動三輪車1万台を発売する予定。
アマゾンの2019年の持続可能性レポートによると、同社の温室効果ガス排出量は前年比15%増加しており、カーボンニュートラルを目指す同社が直面している課題を浮き彫りにしている。
電気自動車は、トラックや貨物機など自社の配送インフラへのアマゾンの投資増加の一環である。