
マイクロソフト、企業のクラウドアプリ販売を支援するAzure Marketplaceをリリース
ブレア・ハンリー・フランク著

サンフランシスコ — 本日の大規模なクラウド イベントの一環として、マイクロソフトは、スタートアップ企業やソフトウェア ベンダーが Microsoft Azure を使用している企業にソリューションを提供できるオンライン マーケットである Azure Marketplace を発表しました。
Azure Marketplaceは、本日発表されたCoreOSとClouderaの新サービスを含む、クラウドにおけるMicrosoftのあらゆるパートナー企業を結集しています。お客様は、マーケットプレイスで提供されるサービスを確認し、Microsoftのクラウド内のリソースを活用して、数回のクリックでアプリケーションを立ち上げることができます。ベンダーは、アプリケーションの新しいインスタンスを立ち上げる際にプロビジョニングするリソースのテンプレートを作成できるため、企業は容易にアプリケーションを立ち上げることができます。
さらに、企業はリソース プロバイダーとして自らを設定し、他のアプリケーション開発者が情報を取得できる特定のエンドポイントを提供することもできます。

「リソースプロバイダーとテンプレートの両方を提供できるという点では、Google、Amazon、そしてRackspaceよりもはるかに先を進んでいます」と、CoreOSのCEO、アレックス・ポルヴィ氏はGeekWireのインタビューで語った。「Amazonは1台のマシンを起動してマーケットプレイスを立ち上げる機能しか持っていませんが、これはかなり原始的です。Googleにはマーケットプレイスが全くありませんし、Rackspaceはマーケティングページしかありません。ですから、アプリケーション全体を立ち上げられるというのは本当に便利です。」
パートナーは、1回限りの購入や時間単位の収益化など、様々なモデルでアプリケーションを収益化できるようになります。Azureのお客様は、Marketplaceを通じて提供されるサービスをご利用の場合も、Microsoftからの請求書が1通のみとなります。
今後、アプリケーションをマーケットプレイスに導入することに関心のある企業は、Microsoft とのオンボーディング プロセスを経る必要がありますが、同社は新しいツールを通じてサービスを提供するパートナーの数を拡大することに注力しています。
これは、クラウド事業の継続的な成長を目指すマイクロソフトにとって、もう一つの重要な動きです。Azureは毎週1万人以上の顧客を獲得しており、マイクロソフトはクラウド分野における最大手のプレーヤーの1つとなることに注力していると述べています。