
マイクロソフト、セキュリティツールが誤ってGoogle Chromeをマルウェアとして削除したことを受けて修正を発表
トッド・ビショップ著
えっと、おっと?
マイクロソフトは今朝、同社の「Security Essentials」ソフトウェアが誤ってGoogle Chromeブラウザをパスワード窃盗マルウェアと認識し、競合するウェブブラウザをWindowsマシンから削除したとの報告を受けて、急いで修正プログラムをリリースした。
ZDNet の Ed Bott が概要を報告しており、Microsoft がこの問題を解決するとしている更新された定義の詳細も含まれています。
この誤検知は Chrome ユーザーの間で騒動を引き起こし、この投稿を皮切りに Chrome フォーラムのこのスレッドにも反映されています…
会社のPCでChromeを1年以上使っています。今朝、PCを起動するとWindowsセキュリティのポップアップウィンドウが開き、「セキュリティ上の問題があり、削除する必要がある」というメッセージが表示されました。「詳細」ボタンをクリックすると、「PWS:Win32/Zbot」という問題が表示されました。「削除」ボタンをクリックしてPCを再起動しました。するとChromeが消えてしまいました。削除、あるいはアンインストールされたようです。Chrome.exeファイルも消えています。本当に問題があったのでしょうか?それとも、これはMicrosoftがGoogleに言い訳をするための手段なのでしょうか?Chromeを再インストールすれば、ブックマークやその他の設定はそのまま残りますか?どうしたらいいのか分かりませんが、ExplorerよりもChromeの方がずっと使いやすいです。
ブックマークと設定に関する問題は極めて重要です。修正をリリースした後でも、Microsoftは一部のChromeユーザーから激しい反発を受ける可能性があります。
更新、午前 11 時 57 分: Microsoft の声明は次のとおりです...
2011年9月30日、PWS:Win32/Zbot の誤検出が確認され、その結果、Google Chrome が誤ってブロックされ、場合によってはお客様の PC から削除されました。この問題は既に修正済みで、太平洋夏時間午前9時57分に更新されたシグネチャ (1.113.672.0) をリリースしましたが、約3,000名のお客様が影響を受けました。影響を受けたお客様は、Microsoft Security Essentials (MSE) を最新のシグネチャに手動で更新してください。MSE を起動し、更新タブに移動して「更新」ボタンをクリックし、Google Chrome を再インストールしてください。お客様にはご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。