
Sidecarが1,000万ドルを調達、シアトルのドライバー数は1,000人に迫る
テイラー・ソパー著
ライドシェアリングの新興企業 Sidecar は本日、新たに 1,000 万ドルの資金調達と、乗客と乗客の双方により多くの選択肢を提供するマーケットプレイス モデルの更新を発表した。
サンフランシスコに本拠を置くサイドカーは、15か月前にシアトルでサービスを開始し、一般のドライバーが街中で人を運ぶことを可能にしているが、アプリを刷新し、ドライバーが自分で料金と移動距離を設定できるようにした。
一方、乗客にも選択肢が増え、料金、車両の種類、距離、星評価システムに基づいて利用可能なドライバーを絞り込むことができるようになりました。
アプリには、ドライバー車両の大きな写真、簡潔なドライバープロフィール、そしてより正確なGPSトラッカーも搭載されています。Sidecarは、UberXやLyftといった競合他社がこれまで提供していなかった料金見積もり機能をアプリに残しています。
同社はまた、1,000万ドルのシリーズB資金調達ラウンドを発表したが、TechCrunchによれば、この資金調達は昨年の夏に完了したという。
全国の市当局がSidecar、Lyft、UberXといった企業をどう規制するかを模索する中で、今回のアップデートと新たな資金提供が行われました。この議論は特にシアトルで激しく、Sidecarの広報担当者によると、Sidecarのサービスで収入を得ているドライバーは1,000人近くいるとのことです。
シアトル市議会のタクシー・ハイヤー・リムジン規制委員会は、この問題について数ヶ月にわたって議論を重ねてきました。テクノロジー業界からは、ライドシェアリング企業は従来のタクシーよりも革新的で便利な代替手段を提供しており、市は規制すべきではないという意見が多く出ています。一方で、タクシー・ハイヤー業界を中心に、こうした新しいサービスは規制または縮小されるべきであり、乗客獲得のための新しい手法を使っているというだけで規制を免れるべきではないと主張する声も上がっています。
委員会は当初、市内のUberX、Lyft、Sidecarの運転手数を300人までに制限する条例案について先週金曜日に投票する予定だったが、投票を2月27日に延期した。
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