
IBMは最新のハードウェアとソフトウェアでハイブリッドクラウドの未来に焦点を当てています
ダン・リッチマン著

IBM は本日、オンプレミスとパブリッククラウド コンピューティングの両方を含むハイブリッド コンピューティング アプローチを組織が採用できるようにするための新しいハードウェアとソフトウェアを発表しました。
「今日のビジネス環境は非常にダイナミックで、混乱に満ちています」と、IBMシステムズ担当シニアバイスプレジデントのトム・ロサミリア氏はリリースで述べています。「ハイブリッドクラウドモデルは、お客様がオンプレミスへの投資を最適化しながら、継続的な適応を可能にします。」
ラスベガスで開催された IBM Edge 技術カンファレンスで初公開されたのは次の製品です。
- Power Systems for Cloud は、IBM のクラウド管理および自動化ソフトウェアである OpenStack が搭載された新しいサーバー (Power E870C および Power E880C) です。
- z Systems Operational Insights は、IBM によるとクラウド運用を分析してアプリのパフォーマンスを向上させるソフトウェア サービス (SaaS) です。
- IBM Spectrum Copy Data Management は、データ セットの複数のコピーを管理できるとされるソフトウェアです。
IBM はハイブリッド アプローチを重視する理由として、1,000 人の回答者を対象に最近実施した自社の調査を引用し、クラウドの成長にもかかわらず、ワークロードの 45% はオンプレミスに残るだろうと回答しています。
IBMはまた、Canonical、Hortonworks、Mirantis、NGINX、Red Hatといったパートナーとの新たな関係構築や関係強化を発表しました。特に、IBMとRed Hatは共同で、Red HatのエンタープライズLinux、仮想化、エンタープライズLinux High Availabilityといったオープンソース製品を基盤としたソリューションを提供していく計画を発表しました。
調査会社ガートナーは先月、最新の「サービスとしてのインフラストラクチャ」マジッククアドラントにおいて、IBMを市場リーダーのAmazon Web ServicesやMicrosoft Azure、Google Cloud Platformよりかなり下位の左下隅に位置付けた。