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WorldView-4は、地球を監視するDigitalGlobeの衛星群に加わった。

WorldView-4は、地球を監視するDigitalGlobeの衛星群に加わった。

アラン・ボイル

ワールドビュー4向けアトラス5号打ち上げ
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社のアトラス5ロケットがカリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられ、ワールドビュー4号衛星と7基のキューブサットを宇宙に打ち上げた。(クレジット:ULA)

カリフォルニア州の山火事により打ち上げが延期されてからほぼ2か月後、デジタルグローブ社のワールドビュー4衛星は本日、地球の高解像度、マルチスペクトル画像を撮影するために軌道に乗せられた。

ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社のアトラス5ロケットは、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から太平洋標準時午前10時30分に打ち上げられ、RVサイズの衛星を宇宙に送り出した。約45分後、デジタルグローブは衛星からの信号を受信し、予定されていた太陽同期軌道上で衛星が良好な状態にあることを確認した。

2014年に軌道に乗ったWorldView-3と同様に、WorldView-4は、地球表面の白黒画像を1フィートの解像度で、マルチスペクトル画像をピクセルあたり4フィートの解像度で提供できます。可視光画像はGoogleなどが提供する地図サービスに提供され、マルチスペクトル画像は作物の生育や都市計画の監視に利用できます。

DigitalGlobeの地球画像衛星群を構成するWorldView-4とその他の衛星を示す想像図。(クレジット: DigitalGlobe)
DigitalGlobeの地球画像衛星群を構成するWorldView-4とその他の衛星を示す想像図。(クレジット: DigitalGlobe)

WorldView-3 と WorldView-4 は、DigitalGlobe の衛星群の中で最も先進的な衛星であり、これには以前の WorldView モデルと GeoEye-1 も含まれています。

本日の打ち上げは当初9月16日に予定されていましたが、山火事が発射台に近づいたため中止となりました。鎮火、ヴァンデンバーグ宇宙基地の発射施設の損傷修復、そしてロケットと衛星が良好な状態であることを確認するまで数週間を要しました。

アトラス5のセントール上段は、国家偵察局(NRO)向けの実験用キューブサット7機も打ち上げました。エンタープライズ・ミッションと呼ばれるこれらの非機密衛星は、電気推進から低コストの通信システム、気候研究ツールに至るまで、幅広い技術を実証しました。

https://www.youtube.com/watch?v=05rtHNtQH9k