Airpods

Boxは市場状況によりIPOを来年まで延期すると報道

Boxは市場状況によりIPOを来年まで延期すると報道

ブレア・ハンリー・フランク

Box CEO アーロン・レヴィ
Box CEO アーロン・レヴィ

マーサーアイランド高校卒業生2人によって設立されたクラウドストレージ企業Boxは、新規株式公開(IPO)を来年まで延期する可能性が高いと、ブルームバーグが本日報じた。報道によると、同社は早くてもレイバーデー(11月15日)以降に上場する予定で、アリババのIPOを待って市場の好感度を見極めようとしていたという。

Boxが3月に上場の意向を表明して以来、ウォール街はハイテク株への冷淡な見方を示している。アリババのIPOは順調に進んだものの、その後株価は下落している。ブルームバーグは、Boxの計画に詳しい関係者の発言を引用し、同社が上場するのは1月の第4四半期まで待つのが合理的だと述べている。

「Boxと市場にとって最も適切なタイミングで上場するという当社の計画は変わりません」と、同社の広報担当者はGeekWireへのメールで述べた。「これまで通り、お客様、テクノロジー、そして将来の成長への投資は、当社の最優先事項です。」

これは、同社がこれまでのIPO戦略に関する議論で繰り返し述べてきた言葉だ。Boxは7月に1億5000万ドルの資金調達を実施しており、同社にはある程度の猶予期間があるはずだ。