
グーグル幹部「クラウドの価格競争は始まったばかりだ」
トッド・ビショップ著

Google のクラウド チームは各都市を回って、Google が自社の大規模なクラウド サービスを実行するために開発したテクノロジーを活用して、開発者にアプリやオンライン サービスの実行に Google Cloud Platform を使用するよう説得しようとしている。
本日のツアーは、マイクロソフトとアマゾンの裏庭に立ち寄り、次のようなメッセージを発信した。クラウドの価格は十分な速さで下がっておらず、グーグルはそれを変えようとしている。
「私たちは根本的に、ワークロードの種類に関わらず、クラウドで実行する方が常に安価であるべきだと考えています」と、Google Cloud Platformのマーケティング責任者であるブライアン・ゴールドファーブ氏は、シアトルのフリーモント地区にある同社オフィスで聴衆に語りました。「今、それが真実かと問われれば答えはノーです。しかし、それが私たちのビジョンであり、私たちが歩んでいる道なのです。そして、ムーアの法則に基づく価格で、それを実現したいと考えています。」
彼は以下のスライドを示して傾向と価格差を示しました。ハードウェアのコストは年間 20 ~ 30 パーセント低下しているにもかかわらず、パブリック クラウドの価格は 6 ~ 8 パーセント低下しています。
これは特にAmazonにとって厳しいメッセージです。Amazonの業績は既にGoogleなどの競合企業との競争の影響を受け始めています。詳しくは、GigaOMのBarb Darrow氏による分析をご覧ください。
ゴールドファーブ氏は、Microsoft Azure や Amazon Web Services を名指しすることはなかったものの、価格設定の複雑さを気にすることなくクラウド サービスの構成を簡素化することの重要性についても言及しました。