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アップル、データセンター拡張のためオレゴン州中部に200エーカーの土地を購入

アップル、データセンター拡張のためオレゴン州中部に200エーカーの土地を購入

テイラー・ソパー

写真はShutterstockより。
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Appleはオレゴン州中部での拠点を拡大している。

シリコンバレーの巨大IT企業は、データセンターを拡張するため、オレゴン州プラインビルの約200エーカーの土地を360万ドルで購入したとベンド・ブレティンが報じた。

新しい土地はアップルの既存のデータセンターに隣接しており、同社は169エーカーの土地に560万ドルを支払い、このプロジェクトに少なくとも2億5000万ドルを投資すると表明して2012年に開設した。

プラインビルには、2011年に開設されたフェイスブックの巨大なデータセンターもある。このソーシャルメディア企業は、334,000平方フィートの建物を2棟所有しており、今月初めにはさらに1棟を建設する計画を発表した。こちらは487,000平方フィートになる予定だ。

近年、北西部ではデータセンターが急増している。これはコロンビア川の水力発電による安価な電力と、プラインビルの場合は砂漠の涼しい空気が一因となっている。アップルもプラインビルで優遇税制優遇措置を受ける契約を締結している。

これらのセンターは多くの労働者を雇用しているわけではないが、プリーンビルの場合、そこに住んでいる人が1万人未満であることを考えると、実際に雇用に影響を与える可能性がある。

アップルやフェイスブックに加え、グーグルやアマゾン・ドット・コムもオレゴン州に大規模なデータセンターを置いており、一方マイクロソフト、ヤフー、インテュイットなどの企業はワシントン州クインシー近郊に事業所を置いている。