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ブルーオリジンの有人カプセルとリサイクルされたニューシェパードロケットがオシュコシュ航空ショーで初公開

ブルーオリジンの有人カプセルとリサイクルされたニューシェパードロケットがオシュコシュ航空ショーで初公開

チェルシー・バラルテ

ブルーオリジンは、EAAエアベンチャー・オシュコシュに自社の有人カプセルの模型を持ち込み、将来の宇宙旅行者が着席できるようにした。(ブルーオリジン写真)

実験航空機協会は本日、ウィスコンシン州オシュコシュで毎年恒例のエアベンチャー航空ショーを開始し、ブルーオリジンのニューシェパードロケットと有人カプセルが全面展示された。

EAAのTwitterページによると、アマゾンの億万長者ジェフ・ベゾス氏がリサイクルしたロケットは先週水曜日、トラックの荷台に毛布で包まれて運ばれてきたという。2台のクレーンで持ち上げられ、所定の位置に設置された。

ブルーオリジンのリサイクルされたニューシェパードロケットがオシュコシュに展示されている。(NASA歴史事務所のTwitter写真)

ロケットを移動させるのは容易な作業ではありません。4月にブルーオリジンがコロラド州で開催された宇宙シンポジウムに出展した際、同社の事業開発チームのアリアン・コーネル氏は、「ロケットの移動は、西テキサスの施設に着陸させるのと同じくらい大変です」と冗談を言ったと伝えられています。

今週、エアショーのボーイング・プラザでは、そびえ立つニューシェパードロケットが目玉の一つとなり、ブルーオリジンは先着1,000名に記念品を配布しました。ロケットはプラザ内で、歴史的な戦闘機に関するプレゼンテーション、ベアネイキッド・レディースのコンサート、そしてブルーオリジン独自のクルーカプセルと共演する予定です。

6人乗りの宇宙飛行士用カプセルは、将来宇宙旅行客を宇宙へ運ぶ可能性のある宇宙船の実物大模型です。ワシントン州ケントにある本拠地から輸送されたこのカプセルは、将来の乗客がリクライニングシートにゆったりと座り、史上最大の宇宙対応窓から外を眺めることができるよう設計されています。

ボーイング・スクエアで、ニュー・シェパードとクルーカプセルの打ち上げが順調に進んでいます。打ち上げプロファイルとブルーオリジンに関する好意的なコメントが多数寄せられています。

— ジェリー・ピーターソン (@smoothy58) 2017年7月24日

2015年、ニューシェパードは高度33万フィート(約10万メートル)のカルマン線に到達し、垂直着陸で地球に帰還した最初のブースターとなりました。2015年11月23日のこの偉業に続き、ブルーオリジンはニューシェパードの再利用が可能であることを実証し、翌年にはさらに4回の飛行を行いました。

ブルーオリジンの推進モジュールに加え、EAAエアベンチャー・オシュコシュでは、マイクロソフトの共同創業者ポール・アレンがワシントンを拠点に立ち上げたプロジェクト「ストラトローンチ」に関するパネルディスカッションを開催します。巨大なストラトローンチは5月に初めて格納庫からロールアウトして以来、カリフォルニア州モハーベに留まっていますが、製造元のスケールド・コンポジッツ社も同会場で講演を行います。