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Highlighter、20MMリリースの無料インタラクティブ社会学書籍

Highlighter、20MMリリースの無料インタラクティブ社会学書籍

モリー・ブラウン

大学時代、キャンパス内の古き良き書店に行って、本の最終的な合計金額に驚いたのを覚えていますか? ええ、高いですよね。

教育非営利団体20ミリオン・マインズ財団(20MM)と出版プラットフォーム開発会社のHighlighterは、秋学期の新刊書籍『社会学入門』の共同出版を発表しました。しかも無料です。両団体は書籍の価格を下げ、より入手しやすく、教授やクラスメート間で共有しやすいようにすることに尽力しています。

社会学は、学生と教員が共同で作成する初のインタラクティブな教科書でもあり、この機能は「ソーシャルハイライト」と呼ばれています。学生はテキストの一部をハイライトしたり、メモを取ったり、共有したり、保存して参照したりできます。教員はHTML5リーダーを通じて教科書やその他の資料を無料で公開し、追跡機能を使って学生のテキスト利用体験の分析を受けることができます。例えば、どのセクションを深く理解しているのか、どこに助けが必要なのかなどです。教員はPDF、ePUB、Word、Excel、PowerPointにコメントを追加できます。FacebookやTwitterのメッセージも認識され、それらの会話もテキストに埋め込まれます。

Highlighter のインタラクティブ ソーシャル ツールは、すでにクレムソン大学、MIT、シラキュース大学、バークレー大学、ノートルダム大学などの学校で使用されています。20MM と Highlighter によると、「社会学入門」が公開されて以来、10,000 人を超えるユーザーが閲覧しています。

「この社会学の教科書1冊を作成するために、各社は品質に重点を置くため、合計で100万ドルを費やしたと推測しています」と、Highlighterの共同創業者兼CEOのジョシュ・マリノー氏は語る。「私の知る限り、これはこれまでに作られたOER(オープン教育リソース)教科書の中で最も高価なものです。」

本書の開発資金は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からも提供されました。Highlighterは、TechStars Seattleインキュベーター・プログラムを修了しています。