
Googleのエリック・シュミット氏は、企業向け製品と消費者向け製品の区別をなくすよう呼びかけた。
ブレア・ハンリー・フランク著

サンフランシスコ発 ― エリック・シュミット会長は、企業が法人顧客と一般消費者の間に違いはないことを認識すべき時が来たと考えている。クラウドストレージ企業Boxが本日サンフランシスコで開催したBox Devカンファレンスで、シュミット会長はBox CEOアーロン・レヴィ氏とのインタビューで、従来は法人顧客中心だった企業でさえ、大企業と一般消費者の間にある壁を打ち破る必要があると述べた。
「私が期待しているのは、消費者と企業という人為的な区別がなくなることだ」とシュミット氏は語った。
シュミット氏は特に、ユーザーが仕事を自宅に持ち帰り、デバイスを職場に持ち込むようになったため、エンタープライズソフトウェアは進化する必要があると述べた。さらに、消費者は最高レベルのセキュリティに関心があり、従来の常識に反して、エンタープライズ顧客と同様の保護を提供すべきだとも述べた。
「消費者に話を聞いてみてください」と彼は言った。「消費者は企業と同じくらいセキュリティを求めているのです。」
シュミット氏は、今後の展望として、スタートアップ企業が参入し、クラウドを基盤としてモバイル向けに最適化された、既存の市場製品よりも優れたエクスペリエンスを構築する未来が開けていると述べました。彼の見解では、小規模な企業でもクラウドの力を活用し、市場の既存企業よりも優れたエクスペリエンスを提供できる余地は十分にあるということです。
「十分に良い製品であれば、(企業は)それを購入するだろう」とシュミット氏は語った。
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