
計画書でアマゾンのナッシュビル「オペレーションセンターオブエクセレンス」プロジェクトの概要が明らかに
ナット・レヴィ著

アマゾンのナッシュビルにおける「オペレーションセンターオブエクセレンス」の計画が具体化し始めている。
テネシアン紙によると、今週ナッシュビル都市圏開発住宅局に提出された新たな計画では、高さ300フィート(約90メートル)、20階建てのタワーに続いてオフィスタワーを建設する予定となっている。アマゾンのナッシュビル従業員は、新タワーが完成するまで、おそらく2021年か2022年までWeWorkのオフィスを拠点とすることになる。
ナッシュビルはアマゾンの北米第二本社候補地として最終候補20都市のうちの一つだった。大々的な注目を集めたこの競争で勝利は逃したものの、惜しくも惜しい慰めの賞を獲得した。顧客対応、輸送、サプライチェーンなどの機能を担うこの新センターは、有名な音楽地区とダウンタウンの間にある高級住宅街、ガルチのすぐ北に位置するナッシュビルで5,000人を雇用する予定だ。

アマゾンは、この新施設により2億3000万ドルの投資、100万平方フィートのオフィススペース、そして新たな雇用創出による「今後10年間で10億ドル以上の税収増が見込まれる」と述べている。
アマゾンのタワーは、サンディエゴのサウスウエスト・バリュー・パートナーズが開発中の10億ドル規模のプロジェクト「ナッシュビル・ヤーズ」の一部で、グランドハイアットホテルや「LAライブ」スタイルのエンターテイメント地区も含まれる予定だ。
ナッシュビルのオペレーションセンターを引用し、5,000人の雇用を創出する代わりに、アマゾンは同市とテネシー州から最大1億200万ドル、つまり創出される雇用1人当たり約2万ドルの奨励金を受け取ることになる。